首のけがから約半年、やっとジムである程度動けるようになってきている。かなり気を付けながら、最低重量から始めている。 よく、これだけ運動しているからジムなんていく必要ないでしょ、贅沢だよという話をされるが、結構普通の運動とは別物だなあと感じる。
普通の運動というか私の場合撮影で歩くというのが運動になるのだが、結局これは無理をできない。無理をしたらけがになるし、最悪帰れなくなる。 東京の街の中なので帰れなくなるということはないのだが、やっぱり無理はできない。なるべく荷物は軽くするし、なるべく負荷のかからない歩き方をする。 道中で無理が来たなと思ったらもうそれは時すでに遅し。帰路を考えて相当な余裕を残した状態で判断しないといけない。登山とかならこのあたりは常識だろう。
しかし、ジムは家からそれほど遠くないところで空調が聴いていて、適度に無理ができるのだ。へとへとになるまで追い込んでも、終わったらほぼ手ぶらで帰ることができる。
このへとへとになるまで追い込むということは先述したような一般的な運動ではしてはいけないことだ。なので、無理のない範囲でできることにとどめることになる。 無理のない範囲を広げていくには負荷をかけなくてはならないので、結果的にジムなどの安定したところで無理をするか、ランニングや水泳などでちょっとづつ距離を伸ばしていくのどちらかになる。
ランニングについても、よくあのゴムベルトの上で走るよりも景色が変わる外を走ったほうがいいといわれることがあるが、やってみると結構別物だということがわかると思う。 自分の意思で走り続けなくてはならない通常のランニングよりも、ベルトコンベアで一定の速度で半ば強制的には知らされ続けるのでは負荷が全然違う。
あと、結局これなのだが時間が短くて済む。自重や外のランニングでは負荷をかけるのに自分の意思や荷重で追い込んでいくことになるので時間がかかる。私は怠惰なのでさっと終わる分にはなんとかできるが、時間をかけてやるほどの気力が持たない。
ただ、家にあったら別なのかもなと最近思い始めている。ジムに行く気力があるのであれば、家にそろっていればもっとやるのかもしれないと。 いや、どうだろうこれだけ多くの人がカフェやコワーキングスペースを借りているのだから、やっぱりジムのような場所に行かないとよほど気力があったり趣味の人を除いてはやらないのかもしれない。
ただともかく、無理をするためにジムには基本行かないと体力が伸びないだろうなと思うという話。
ただここ一週間行けてない。単に怠けている。言い訳はある。結局長距離歩く撮影の前日は温存せねばならず、長距離歩いた翌日はへとへとで動けない。他の用事で外出するとこれまたへとへと。 そんなこんなでいけていない。いい写真を撮るためには必要なのに。
そのへとへとの時にこそ行くべきなんだということを再確認するための文章でした。
で、ジムとかジムじゃないとかいろいろ書いたけれども、いつも忘れてしまうけど、重要なことを思い出した。やれば何でもいいという話。家でもジムでもどこでも少しでも運動すれば何でもいいと思います。