上野を歩く。もうこのコース、100回以上歩いてるんじゃないか。
つい先日も書いたかもしれないが、紅葉は長い。場所によって紅葉の度合いが大きく異なるし、散り始めてからもしばらく楽しめる。 桜が特別短いという話かもしれない。
この写真、結構いいんじゃないか。久々にいいかもと思える写真が撮れた感じがする。 これも一昨日かった防風ジャージのおかげかな。少し粘ることができたと思う。
ちゃんとした装備で歩くと、ちょっと宇宙服を着ているような気持ちになる。 周りの人は寒くて足早に移動する中、自分はその寒さを感じない。風を感じない。 登山で自然の中にポツンと身を置くのはこれをさらに強く感じるのかもしれない。
登山、意外とルートを外れられないんだなという残念さが若干ある。 そりゃそうだろという話なのだけれども、こう、車のドライブであまり自由を感じなかったのと似たような感じを感じている。
車が通れて、車が駐車できるところにしか行けない。その途中ではあまり堂々と路駐して留まることはできない。 これは結局関東圏にいるからそうだという話かもしれないけれども、あまり自由を感じなかった。点から点の移動感が強かった。
登山も結局初心者の自分にはもちろん、よっぽどの上級車じゃない限りは“安全”のためかなり整備されたところを歩くことになるのだと思う。
もうちょっとポツンといられないものだろうか。そのために身体を鍛えろという話かもしれないが。 バイクとかだともう少しその感じがあるのだろうか。
キャンプでもキャンプ場でとなるとちょっと微妙な感じがするのだが、やったことがないのでわからない。
深夜の東京にはそのワクワク感を感じていた。感じていたのだが、最近急に感じなくなっている気がする。いや、そう思おうとしているのか。 結局のところ先日書いたように“治安”を気にしてしまっているのだと思う。 そして、自分自身が“治安”を乱しているということにかなりの負い目を感じてしまうという。 実際そんなことなくても、勝手にそう感じてしまう。自粛という感じ。